女性は誰かと一緒に行動して当然、という風潮ってありますよね。
ひとりで行動していると「寂しくないの?」なんて聞かれることもしばしば。
でも、何かをするときにはひとりになりたいという女性もたくさんいます。
ひとりでいることが好きな女性には、どんな心理があるのでしょうか。
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そもそもなぜ女性は誰かと一緒にいたがる人が多いの?
女性は男性に比べて誰かと一緒にいたい心理的傾向が強いです。
これは太古の昔、まだ人間が狩猟民族だったころの慣習に関係しているのだそう。
男性が食料を取るため狩りに行くと、村に残るのは女性と子供だけ。
みんなで協力して木の実などを取ったり、野生動物の攻撃などから身を守らなければなりません。
女性がグループから外れ一人でいることは、死の危険さえあったのです。
そんなDNAが今でも脈々と受け継がれ、女性は群れたがるのだといわれています。
女性に男性ホルモンを投与すると協調行動をとりにくくなる、という実験結果もあるそう。
ひとりになりたい女性は、男性ホルモンの分泌が多いのかもしれませんね。
グループでいるのが面倒くさい
現代の女性は、一人でいたからって命の危険があるような場面は多くはありません。
暗い夜道や治安の悪い所なんかは別ですが。
大抵の場合、一人で食事をとったり買い物をしたりするぐらいで死ぬことはありません。
逆に、誰かと一緒にいることの方が煩わしくて嫌だ、というのがひとりになりたい女性の心理のようです。
グループの中にいると、周りに話を合わせて本音を言えなかったり、自由に行動ができなかったりします。
また、個性が強すぎる人は、本人には悪気がなくてもなんとなく周囲からは浮いてしまうことも。
そんな雰囲気を感じてしまうと「グループでいるよりもひとりでいる方がラク」と単独行動が多くなります。
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ひとりになりたい女性は人一倍気づかい屋
「ひとりになりたい」と言うと、人によっては゛自己中心的で人間嫌い”だととられてしまうことがあります。
けれど、ひとりになりたい人が必ずしも自分勝手かというと、そうではありません。
逆に、人と一緒にいるときはすごく相手を思いやってくれる人が多いです。
細かな所にもすぐ気づいて適切な場面で動ける人ほど、ひとりになりたいという心理傾向は強い気がします。
こういう人は、誰かと一緒にいると気を使いすぎてしまって疲れてしまうんですよね。
人と一緒にいると自分が相手に合わせるか、もしくは相手が自分に合わせてくれていると考えてしまいます。
例え、一緒にいて楽しくても「私は楽しいけれど、相手は私に合わせて楽しいだろうか」と心配になってしまうことも。
その結果「気を使って誰かと一緒にいるよりもひとりになりたい」という心理になるんですね。
ひとりになりたい女性は、誰よりも思いやりが強い優しい人なのかもしれません。