“花金”なんて言葉は最早死語ですが、それでも明日から休みだと思うと金曜日はウキウキしますね。
朝早く起きる必要もありませんから、ゆっくり夜更かしできます。
喪女がひとり過ごす夜におすすめなのが、映画のDVDを見ることです。
ひとりで映画館に行くのは何となく気後れしてしまいますが、家でならひとりで気楽に観ることができます。
そんなわけで、喪女がひとりで過ごす夜におすすめの映画を、ランキング形式でご紹介します。
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第1位 ヤコブへの手紙
ある罪を犯して服役していたけれど、恩赦で出所できることになったレイラ。
盲目のヤコブ牧師の下で、毎日彼に届く手紙を読み、返事を代筆することに。
生きることを半ば投げ出し気味のレイラと、真摯に手紙と信仰、そしてレイラに向き合う牧師。
レイラは次第に牧師に心を許していくのですが、ある日を境に手紙がぱったりと届かなくなってしまう…。
フィンランドの自然豊かな景色を背景に、セリフも少なく淡々とストーリーが流れていきます。
主な登場人物は、老人のヤコブ牧師と太ったおばさんのレイラと時々出てくる郵便配達員の3人だけ。
派手さはまったくないけれど、レイラや牧師の感情が丁寧に映し出されています。
孤独に生きている人でも、誰かに必要とされたいし、誰かを必要としたい。
そんなことに気づかされる号泣必死の映画です。
ひとりで見れば、誰の目もはばからず思い切り泣けます。
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第2位 ヘアスプレー
ちょっと、いや、かなりぽっちゃりした女子高生のトレーシーは、歌とダンスが大好きなとにかく明るい女の子。
ひょんなことから人気番組の司会者の目に止まり、ショーに出演することに。
美人親子から妬まれて嫌がらせをされるけれど、持ち前の明るさで切り抜けていく。
アメリカらしいお祭り騒ぎのミュージカルムービーです。
トレーシーや、同じく大きな体系のママのダンスを見てるだけですごく元気になれます。
ぽっちゃり女子が主役の話と言うと、途中で痩せてキレイになったりするのかと思いきや、最後の最後までトレーシーがぽっちゃりのままなのもヘアスプレーの良い所です。
大きな体系はネックにもなったけれど、そのまんまのトレーシーの魅力がよく伝わってきます。
自分に自信がないけれどありのままの自分も受け止めたい、そんな人に映画ヘアスプレーはおすすめです。
第3位 かもめ食堂
日本から遠く離れたフィンランドで、小さな食堂「かもめ食堂」を一人で経営するサチエが主人公。
最初のうちはかもめ食堂には誰一人としてお客は入りません。
ですが段々と、日本好きの風変わりなフィンランド人青年や、同じ日本人でそれぞれフラっと旅行に来ていたミドリとマサコなど、かもめ食堂には段々と訳ありの人たちが集まるようになります。
カリッと上がる唐揚げにサクサクのとんかつ、フワフワのパンに綺麗な焦げ目のついた焼き鮭。
話も良いけど、とにかくおいしそうな食べ物が満載で、見ているだけでお腹が空きます。
せっかくひとりで見るのなら、おにぎりを頬張りながら見るのも良いですね。