老人ホームはいくらかかる?喪女が入居するための用意とは?
2017/04/09
一生独身も喪女が気になる老後。賃貸なら毎月家賃がかかるので、ある程度の年齢になると収入のある保証人が必要になります。
そんな保証人をお願いできる身内がいますか?
実家なら引き継ぐ人がいなければ、廃墟になります。売却するにしても、多大な迷惑をかけることになります。
そこで、独身で兄弟姉妹に頼るのも難しい喪女の老後は、老人ホームがオススメ。老人ホームなら、暑さ・寒さの管理もされて年中快適な環境で暮らせます。
実家などの資産を早々に売却したり処分して、老人ホームで生涯を終えようとする高齢者が増えているのです。
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先立つものはあるのか?
老人ホームに入るには、入居一時金がかかります。
これは数十万~数千万円と大きく開きがありますが、施設利用の権利を取得するために必要です。
入居一時金には償却があり、施設ごとに3~10年ほどで償却します。その償却期間中に退去すると、一部が返金される仕組みです。
このほかに、施設によってまちまちですが、初期費用として入居金、入居申込金、施設協力金、終身利用権、入居保証金が発生することもあります。
毎月の入居料が安く見えるだけでトータルでは高くつくこともあるので、じっくり調べよう。
ちなみに毎月の入居料には、居住費・食費・その他日常生活費が含まれます。
介護付き有料老人ホームでは、入居一時金に数十万~数千万円+月額12万~30万円程度が相場です。
住居型有料老人ホームは軽度の介護、介助を必要とする高齢者を受け入れます。
こちらも、入居一時金が数十万~数千万円+月額12万~30万円程度ですが、介護付き有料老人ホームよりは少額です。
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老人ホームいろいろ
一口に老人ホームと言っても、種類がたくさんあります。
介護が必要な人用、持病があるので療養・医療を受けられるところ、介護の必要がない人用。
さらに、民間の事業者が運営しているか社会福祉法人・医療法人が運営しているかで分かれます。
また、民間事業者が運営しているサービス月高齢者向け住宅という、都道府県の認可を取得した賃貸住宅もあります。
認知症を発症していれば、少人数の認知症高齢者とともに専門のスタッフの身体介護と機能訓練が受けられるグループホームと呼ばれる施設に入所することもできます。
一生独身なら早めの終活を
高齢になってから老人ホームを探して費用の工面に愕然とするより、早めに調べておけば、お金で慌てることもありません。
自分が高齢になったとき、介護が必要になっているかいないかは分からないので、入れる施設と希望の施設が合わないことも考えられます。
一生独身が決まったら、老人ホームを調べて困らないようにお金の準備をしておこう。
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