このままずっと喪女で一生1人なんだろうな…そう思った時に気になるのが、病気になった時と、自分がなくなった後はどうするのか。
そのときは両親はすでに他界しているでしょうし、兄弟がいるならまだいいですが、一人っ子という喪女も多いことでしょう。
終活とかいう言葉ができて、おひとりさま終活が雑誌で特集される時代。
無縁仏になるっていう社会的孤立にクローズアップした深夜番組なんか見た日には、何もせずにはいられません。
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一人墓の基礎知識
家族代々のお墓ではなく、個人契約のお墓のことを、一人墓といいます。
一般的にお墓は家族が管理料などを払って承継していきますが、一人墓の場合は永代供養になります。いわゆる霊園で永代供養となると、70~80万円ほどかかります。
四十九日、一周忌…と続く法事を前払いしてお願いしておきます。
1人でお墓に入りたくない
お墓に入ってまで1人でいるなんて、考えただけでも泣ける!
そんな人には、合祀墓(ごうしぼ)があります。見ず知らずの他人と同じお墓に入ることになりますが、10~30万円程度です。
墓友という言葉ができるほどですが、たった1人でお墓に入ることを考えたら、安心感があります。
永代供養の期間
先祖代々のお墓の整理を見たことがあるでしょうか?
ある程度の年数が経ったらお墓を整理しなければ無尽蔵に増えてしまうので、霊園の多くは、三十三回忌までとしています。
三十三回忌の次は五十回忌になります。さすがにそこまでの年月が経てば、新しい生に生まれ変わっているかもしれません。
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いろいろある墓石
お墓といえば長方形を思い浮かべますが、丸いお墓や平たい形の墓石などもかなり見かけるようになりました。
ほかにも本や楽器、ボールなどの形にすることも、広がってきました。
○○家というのだけでなく、縁のある言葉を彫ったり、蝶や花などの模様を彫ったりできます。
亡くなる前にお墓を作る人も多いので、こだわりがある人は調べておくといいかも。
お墓だけじゃない埋葬のアレコレ
海に散骨、宇宙に打ち上げ…一時ニュースや情報番組で取り上げられたのを覚えている人も多いと思います。
お墓の代わりに木を植える樹木葬というのもあります。空から散骨してもらったり、山に散骨してもらったり、風船に遺骨を入れて飛ばしてもらったり…
もちろん、いずれにしても、許可が必要です。どこでも散骨していいわけではないので、場所も決められています。
こうした散骨なら、無縁仏でも気にすることはありません。
墓石のように形があって管理が必要ではないので、海の散骨なら12万円~、樹木葬が30万円~、空からの散骨が20万円とリーズナブル。
せめて現世からいなくなった後Fくらいは、開放感を味わいたい!