喪女にとって、実家は落ち着く場所でもあり、居心地の悪い場所。
結婚や独り立ちのプレッシャーをかけられていれば、それはもう煩わしいっていうのが本音じゃないでしょうか。
なんだかんだ言っても面倒見てくれているのが、ありがたいので安住してしまう。
そんな親も、いつかは遠くに行ってしまいます。自然にいけば、必ず、親が先に亡くなります。
そんなとき、残された子は現実的な意味でも大変です。相続です。
ところが、この相続というのがまた厄介。
それは、相続する資産が家・土地・現金・株券と、さまざまだからなんです。
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争族って?
最近よく目にする「争族」。遺産相続をめぐって、兄弟・親戚が争うことです。
「てか、ウチにはそんな資産ないから?」
って思ったそこのあなた。実は「相続するものがない家」ほど、争族が起きると言われているんです。
その理由は、「相続するものが家と土地しかないから」
そう、家と土地は分けられないんです。
相続人は、配偶者と子供、祖父母…となります。
自分に兄弟姉妹がいれば、均等に分けるのが原則ですが、家と土地しかなければ、分けられません。売却するにも、すぐに買い手がつくわけでもありません。
分けられないからこそ、兄弟姉妹で取り分を争うことになる。これが争族の1つのパターンです。
拡がる相続税納付の対象者
そうこうするうちに、相続税の支払いがあるんです。現金がなくても、家を相続すれば相続税を払わなければいけないんです。
相続したからといって、必ず相続税を払うわけではありません。基礎控除があるんです。
相続する資産が家と土地なら、免除される額が大きいので、よほどの豪邸でない限りは相続税はかからないと思います。
しかし、2015年から基礎控除額が縮小して、相続税納付の対象になる人が増えるとされているんです。
親が結構貯めてる…と心当たりのある人はぜひ計算しておこう。
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やっぱり現金?
株券を相続した場合、名義変更が必要になります。
証券会社とか銀行の名義変更やら住所変更って、書類集めるのも書くのもホントに大変。
株は余裕のあるお金で投資するのが「負けない原則」です。
株を相続して持ち続けることで資産を増やせるなら、当然持っていたほうがいいけれど、株価を気にしてないといけない企業の株なら要注意。
信頼できる証券会社の営業マンやファイナンシャルプランナーに相談するのも手です。
なんか、そんな戦いしたら喪女卒業しそう。いやしてないけどね!
結局のところ、少額でも現金でもらうのが一番安全。
だけど、お金は増やすことを考えないと、一生安泰ではいられないんだよね。この機会に将来、老後のこと考えてみよう。
え、気が滅入る?わーかーるー