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突然のお別れ 親の喪主を務めることになったときにやるべきこと

突然ですが、みなさんご両親はお元気ですか? 今は元気でもいつ何が起こるかわかりません。そう、親は突然いなくなってしまうかもしれません。

病気で入院していたりいすれば、ある程度は覚悟があるかもしれませんが、事故に巻き込まれたりする可能性もゼロではありません。

突然やってきたお別れ

筆者の父は10年ほど前に、倒れてそのまま他界しました。離婚していたので、母が喪主にはならず、当時、社会人2年目の姉だった姉が喪主を務めました。

伯父がサポートしてくれましたが、20歳そこそこの姉には相当なストレスだったと思います。

病院で亡くなると、数十分後には葬儀屋さんが来ます。驚くほど事務的です。棺桶のタイプを決め、遺影にする写真を探します。

親の写真なんて、そう簡単には見つかりません。

まず、家族で写真を撮る機会がないのです。旅行先で写真を撮ったら、必ず現像しておきましょう。

携帯で撮ったはず、なんて、精神的に混乱しているときには思い出しません。

なんとか昔の家族写真を引っ張り出してくると、自分が変顔していたり、昔のダサい格好だから、葬儀屋さんに見られるのはしのびない、お父さんがやたらピンぼけ…

なかなか大変な作業ですが、悲しみの中にようやく、思い出話で笑えるときでもあります。

 

葬儀の準備

葬儀の準備というのは、かなり現実的です。悲しみに打ちひしがれていても、葬儀を進めないわけにはいきません。

何もしないでいれば、ただただ憔悴してしまいますが、やるべき仕事があるというのは、意外と救いになります。喪主になると「きちんと送り出さなければ」という責任感が出てくるので、思いのほか、ちゃんと動けるものです。

お経を読んでもらうお坊さんに、戒名の依頼をします。さらに、仏具屋さんに行って位牌をつくってもらいます。

葬儀の日時は、火葬場の状況で決まります。火葬場のスケジュールが合う日に合わせて、もちろん友引を避けて葬儀を行います。

葬儀の日時と場所が決まったら、親戚や参列してもらう人にお知らせを出します。親がまだ会社に勤めていれば、会社にも連絡しなければいけません。

ふだん電話などしない親戚、見知らぬ親戚もいます。おじさん・おばさんのサポートは欠かせません。

葬儀の内容、お香典返し、お花、通夜ぶるまい、受付係の依頼…決めることは山ほどありますが、わからないことだらけです。

葬儀の準備は、慣れるものではありません。慣れる必要などないことです。

葬儀のお金は不透明に見えるため、おかしな業界に感じますが、伝統に従って送り出すことは、親への敬意だと思います。

手順はプロの葬儀屋さんに任せて、喪主としての務めをしっかり果たすことが大切です。

他にも仕事はいっぱい!

葬儀の準備と同時進行で、役所に行って届出を出し、火葬許可証をもらいます。これがないと、火葬できません。
さらに、戸籍謄本をとって銀行や携帯電話の解約、生命保険の手続きをします。
悲しんでいる暇もないくらい、怒涛の日々です。

 

葬儀当日もバッタバタ

しめやかに執り行われる葬儀も、喪主は忙しく動き回らなければいけません。

お通夜の後は、親しい間柄の弔問客に食事が振る舞われます。このときも、喪主はもくもくと食事していられません。挨拶に回って、帰る客を見送ります。

葬儀屋さんの進行も逐次報告がきます。

通常は告別式がお通夜の翌日になります。お通夜、告別式、火葬と一気に進んでいくので、精神的に消耗しているところに体力勝負でもあります。

さらに四十九日、納骨とおよそ2か月にわたって喪主の仕事が続きます。

 

ぜったい、大丈夫

こんな大仕事、自分に務まるだろうか…と不安に思いますよね。前述のように、お葬式に慣れている人なんていません。そのために葬儀屋さんがいるんです。

喪主は、故人の一番近くにいる人です。親が亡くなることは辛いことですが避けることはできません。

そのときに、しっかりと見送ること、喪主の務めをきちんと果たすことが、子供に任された役割です。

どんなに自信がなくても、喪主が務まらないなんてことはありません。ちゃんとサポートしてくれる人がいるし、何よりも亡くなった親が心の中にいるのですから。

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